チャージにドリンク、ボトルにショット、そしてスタッフへのドリンク。ミックスバーの売上は、小さな注文がいくつも重なってできています。閉店後に伝票を見ながら、スタッフごとのドリンクの杯数を数えているお店も多いのではないでしょうか。
この記事では、ミックスバーの料金と売上のしくみ、スタッフドリンクのバックと給料の計算、ボトルキープとイベントの日の集計、そして届出など法律のことまで、計算例つきでまとめました。
この記事でわかること
- ミックスバーの料金(チャージ・セット・ドリンク・ボトル)と売上のしくみ
- スタッフドリンクのバックと、1日の給料の計算例
- ボトルキープとイベントの日の集計のコツ
- 深夜営業の届出など、お店が気をつけたい法律
ミックスバーの料金と売上のしくみ
1日の売上は、これらを足したものです。どの売上に、誰のバックが付くかを伝票に残しておくと、閉店後の集計と給料の計算がかんたんになります。
スタッフドリンクのバックと給料の計算例
ミックスバーでは、時給にドリンクやボトルのバックを足して給料を決めるお店が多いです。ある日のスタッフ「れん」さん(架空の例)の給料を計算してみます。
- 時給 1,200円(この日は 20:00〜翌2:00 の6時間)
- スタッフドリンクのバック 1杯 200円、ショットのバック 1杯 100円
- シャンパンのバック 売上(税・サービス料を除く)の10%
| 項目内わけ | 金額 |
|---|---|
| 時給1,200円 × 6時間 | 7,200円 |
| スタッフドリンクのバック200円 × 15杯 | 3,000円 |
| ショットのバック100円 × 10杯 | 1,000円 |
| シャンパンのバック20,000円 × 10% | 2,000円 |
| この日の合計(税金などの差し引き前) | 13,200円 |
バックは、この日だけで6,000円。杯数を1つ数えまちがえるだけで、給料がずれることがわかります。深夜まで働いたあとに手で数えると、まちがいが起きやすいところです。
深夜(22時〜翌5時)に働いてもらう時間は、雇用のスタッフなら深夜の割増(25%以上)が必要です。業務委託の場合の扱いは、契約の内容によって変わります。
ボトルキープの管理
- 誰の・何の・どれだけお客さまの名前(ニックネーム)、ボトルの銘柄、残りの量を記録します。
- 期限を決める「最後に来てから3か月」など、ボトルの期限を決めて、お客さまにも伝えておきます。
- 入れてくれたスタッフボトルを入れてもらったスタッフを記録しておくと、バックの計算や、次の来店のときの声かけに使えます。
紙やノートで管理していると、探すのに時間がかかったり、期限切れのボトルが棚に残ったりします。お客さまの記録と一緒に管理すると、次の来店ですぐに出せます。
イベント・ショーの日の集計
ショーや周年、季節のイベントの日は、売上がふだんの何倍にもなり、料金やバックもいつもと変わることがあります。次の点を先に決めておくと、集計がずれません。
お店が気をつけたい法律のこと
- 深夜にお酒を出すなら届出深夜0時から朝6時まで、お酒を主に出して営業するなら、深夜酒類提供飲食店営業の届出が必要です。営業を始める10日前までに、管轄の警察署に出します。
- 「接待」をするなら許可がいるスタッフがお客さまのとなりに座って話す、いっしょにお酒を飲んで盛り上げるなど「接待」にあたることをするなら、風営法の許可(社交飲食店)が必要です。許可をとると、深夜の営業はできません。
- 年齢を守る20歳未満の人にお酒を出すことは禁止です。18歳未満の人を、午後10時から翌朝6時までお客さまに接する仕事につかせることもできません。
- 料金をはっきり示すチャージ・セット料金・サービス料などは、メニューやお店の中にわかりやすく示しておきます。
法律のくわしい内容は、管轄の警察署や専門家にご確認ください。
POSシステムで自動にする
チャージ・セット料金の時間の管理、スタッフドリンクの杯数、ボトルの残り、イベントの日だけの料金――。これらを手で管理すると、閉店後の集計に時間がかかります。
ポスポスなら、伝票に商品を入れた時点で、誰にいくらのバックが付くかが決まり、スタッフごとの給料まで計算されます。ミックスバーのお店でも使われています。
料金は1店舗ごとで、お問い合わせのときにご案内します。0円から始められます。
採用:体入の前にAI面接で、体入費のむだを減らす
体入(体験入店)の時給や日払いは、合わなかった人にも払うお金です。たとえば体入の時給3,000円×4時間なら1人12,000円。合わなかった体入が月に5人いれば、それだけで毎月60,000円が出ていきます(架空の例)。
ポスポスのAI面接は、追加料金なしで使えます。合否は AI ではなく、お店が決めます。年齢・本人の確認は、必ずお店で身分証を見て行ってください。くわしくは「キャバクラ・ホストの求人面接を効率化」もご覧ください。
よくある質問
ミックスバーのスタッフドリンクのバックは、いくらくらいですか?
お店によってちがいますが、1杯ごとの定額(100〜300円など)にしているお店が多いようです。ドリンクの値段に対する割合にするお店もあります。大事なのは、いつから・どの商品に・いくらかを記録しておくことです。
ミックスバーは、どんな営業の届出がいりますか?
深夜0時から朝6時までお酒を主に出すなら、深夜酒類提供飲食店営業の届出(管轄の警察署)が必要です。スタッフがお客さまのとなりに座って話すなど「接待」にあたることをするなら、社交飲食店の許可が必要で、その場合は深夜の営業ができません。くわしくは管轄の警察署に確認してください。
チャージとセット料金は、どうちがいますか?
チャージは席料として1回だけかかる料金、セット料金は時間ごとに飲み放題などがついた料金のことが多いです。お店によって呼び方がちがうので、メニューにはっきり書いておきましょう。
ポスポスはミックスバーで使えますか?
使えます。チャージ・セット料金・延長の会計、スタッフドリンクなど商品ごとのバック、ボトルキープ、イベントの集計、スタッフのシフト・給料まで、ポスポスひとつで管理できます。ミックスバーのお店でも使われています。
※ 記事中の計算例・お店の例は説明のための架空のものです。機能や料金は2026年10月時点の内容です。
※ 0円から:プランによって、最初の1か月を無料でお試しいただけます(カードを登録しなければ、勝手に請求されることはありません)。料金は、お問い合わせのときにご案内します。

