コンカフェ(コンセプトカフェ)の売上を大きく動かすのは、シャンパン・チェキ・キャストドリンクです。そして、そのたびにキャストに付くのがバック。シャンパンが1本入った日は、誰にいくら付けるかで、給料が数千円も変わります。
この記事では、コンカフェのバックの種類と決め方、とくにもめやすいシャンパンバックの分け方、生誕祭の集計、常連さんを増やすポイントカードの作り方まで、計算例つきでまとめました。
この記事でわかること
- コンカフェのバックの種類(シャンパン・チェキ・ドリンク・オリジナルメニュー)
- シャンパンバックを何%にするか、2人以上で分けるときの決め方
- キャストの1日の給料の計算例
- 生誕祭・イベントの集計と、ポイントカードの作り方
コンカフェのバックの種類
ガールズバーと共通のところも多いので、ドリンクバックのくわしい決め方はガールズバー・コンカフェのバック計算もあわせてどうぞ。
シャンパンバックの決め方
シャンパンバックは、金額が大きいぶん、決め方があいまいだとキャストどうしのもめごとになりやすいバックです。次の3つを先に決めておきます。
- 定額か、割合か「1本いくら」の定額はわかりやすく、「売上の何%」の割合は値段のちがうシャンパンが多いお店に向いています。割合なら、10〜20%くらいにしているお店が多いようです。
- 何にかけるか割合のときは、税こみの金額にかけるのか、税・サービス料を除いた金額にかけるのかを決めます。除いた金額にかけるお店が多いです。
- 2人以上で分けるとき「入れてもらったキャストに全部」「同じ卓のキャストで等分」「メイン7割・ヘルプ3割」など。伝票に誰の分かを記録しておくことが大切です。
途中でバックの割合を変えたときに、変える前の日まで計算が変わってしまうと、給料の明細が合わなくなります。「いつから、どの商品に、何%」を記録しておきましょう。
給料の計算例
ある日のキャスト「みゅう」さん(架空の例)の給料を計算してみます。お店の決まりは、例として次のようにしています。
- 時給 1,300円(この日は 18:00〜23:00 の5時間)
- シャンパンバック 売上(税・サービス料を除く)の15%。この日は30,000円のシャンパンを、ヘルプのキャストと7:3で分ける
- チェキバック 1枚 300円、ドリンクバック 1杯 200円
| 項目内わけ | 金額 |
|---|---|
| 時給1,300円 × 5時間 | 6,500円 |
| シャンパンバック30,000円 × 15% × 7割 | 3,150円 |
| チェキバック300円 × 8枚 | 2,400円 |
| ドリンクバック200円 × 10杯 | 2,000円 |
| この日の合計(税金などの差し引き前) | 14,050円 |
ヘルプのキャストには、シャンパンバックの残りの3割(1,350円)が付きます。1本のシャンパンで、2人の給料が同時に動くので、手で計算すると取りちがえが起きやすいところです。
税金(源泉徴収)の扱いは、お店との契約が雇用(アルバイトなど)か業務委託かで変わります。報酬として払う場合の計算はキャバクラの売上集計と給料計算の記事で紹介しています。
生誕祭・イベントの集計
コンカフェの生誕祭や周年イベントは、シャンパンが何本も入り、売上がふだんの何倍にもなる日です。次の点を決めておくと、集計がかんたんになります。
ポイントカード・スタンプカードの作り方
コンカフェの売上を安定させるのは、何度も来てくれる常連さんです。ポイントカードは、また来てもらうきっかけになります。
- 何に付けるか来店1回ごと、お会計1,000円ごと、チェキ1枚ごとなど。わかりやすいものを1つ決めます。
- 何と交換できるか「10ポイントでチェキ1枚」「30ポイントで限定ドリンク」など、コンセプトに合った特典にすると楽しんでもらえます。
- 紙か、QRの会員証か紙のスタンプカードは始めやすいものの、なくしたり、ほかの人のカードを使われたりしやすいのが難点。QRの会員証なら、名前や電話番号を聞かずにポイントを貯めて使えます。
- 期限を決めるポイントの期限(最後に来てから1年など)を決めて、お客さまにも伝えておきます。
ポイントを「値引き」ではなく「景品」として渡す場合は、景品表示法で景品の金額に上限があります(お会計が1,000円以上なら、お会計の金額の2割まで、など)。くわしくは消費者庁のホームページで確認できます。
お店が気をつけたい法律のこと
- お客さまの接待をするなら許可がいるキャストがお客さまのとなりに座って話す、いっしょにゲームをするなど「接待」にあたることをするなら、風営法の許可(社交飲食店)が必要です。カフェの営業許可だけではできません。
- 18歳未満は接客させない18歳未満の人にお客さまの接待をさせることや、午後10時から翌日午前6時までお客さまに接する仕事をさせることは禁止されています。
- 料金ははっきり伝える2025年の風営法の改正で、料金についてうその説明をすることや、お客さまの恋愛感情につけこんで注文をさせることなどが禁止されました。シャンパンの値段は、メニューなどで先に見せておきます。
法律のくわしい内容は、管轄の警察署や専門家にご確認ください。
POSシステムで自動にする
シャンパンを2人で分ける、イベントの期間だけバックを変える、チェキの種類ごとに金額を変える――。こうした決まりを手で計算すると、閉店後の集計に時間がかかり、まちがいも起きます。
ポスポスなら、伝票に商品を入れた時点で、誰にいくらのバックが付くかが決まります。
料金は月額(税込)で、ライトプラン 11,000円、スタンダードプラン キャンペーン価格 33,000円、個別プラン 55,000円〜(料金は1店舗ごと)。初期費用は0円で、無料で1か月お試しできます。
採用:体入の前にAI面接で、体入費のむだを減らす
体入(体験入店)の時給や日払いは、合わなかった人にも払うお金です。たとえば体入の時給3,000円×4時間なら1人12,000円。合わなかった体入が月に5人いれば、それだけで毎月60,000円が出ていきます(架空の例)。
ポスポスのAI面接は、スタンダードプランの料金の中で使えます(追加料金なし)。合否は AI ではなく、お店が決めます。年齢・本人の確認は、必ずお店で身分証を見て行ってください。くわしくは「キャバクラ・ホストの求人面接を効率化」もご覧ください。
よくある質問
コンカフェのシャンパンバックは何%くらいですか?
お店によってちがいますが、シャンパンの売上(税・サービス料を除いた金額)の10〜20%くらいにしているお店が多いようです。1本いくらの定額にしているお店もあります。大事なのは、決めた割合を記録しておき、途中で変えたときに前の日の計算が変わらないようにすることです。
シャンパンを2人のキャストで分けるときは?
「入れてもらったキャストに全部」「同じ卓についたキャストで等分」「メインのキャストに7割、ヘルプに3割」など、分け方をお店で決めておきます。伝票を入れるときに誰に付けるかを選べるPOSなら、あとから計算でもめません。
チェキバックとドリンクバックは、どちらが多いですか?
お店のコンセプトによります。チェキが売上の中心のお店もあれば、キャストドリンクが中心のお店もあります。商品ごとにバックを決めておき、日ごと・キャストごとに数を出せるようにしておくと、どちらが売れているかもわかります。
ポイントカードは紙とアプリ、どちらがいいですか?
始めやすいのは紙のスタンプカードですが、なくしたり、ほかの人のカードを使ったりしやすいのが難点です。QRの会員証なら、名前や電話番号を聞かずにポイントを貯めて使えるので、お客さまも気軽に使えます。
ポスポスはコンカフェで使えますか?
使えます。チェキやドリンクなど商品ごとのバック、イベントの期間だけの決まり、キャストのランキング、QRの会員証とポイント、キャストのシフト・給料まで、ポスポスひとつで管理できます。
シャンパンもチェキも。バックはポスポスにおまかせ。
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※ 記事中の計算例・お店の例は説明のための架空のものです。機能や料金は2026年10月時点の内容です。

