金曜の夜、注文を取りに行くたびに別の卓から呼ばれる。ドリンクの聞きまちがいで作り直し。人手が足りない居酒屋で広がっているのが、お客さまが自分のスマホで注文するQR注文(モバイルオーダー)です。
この記事では、QR注文のしくみと、ハンディやタブレット注文との違い、居酒屋がQR注文を始めるまでの7ステップ、飲み放題やドリンクなど居酒屋ならではのポイントをまとめました。
この記事でわかること
- QR注文のしくみと、ハンディ・卓のタブレットとの違い
- QR注文のメリットと、始める前に気をつけたいこと
- メニューづくりから案内POPまで、始め方の7ステップ
- 飲み放題・ドリンクの持ち場など、居酒屋で決めておくこと
QR注文(モバイルオーダー)とは
QR注文は、卓に置いたQRコードをお客さまが自分のスマホで読み取り、表示されたメニューから注文するしくみです。注文はそのまま厨房の画面やプリンターに届きます。「セルフオーダー」「テーブルオーダー」とも呼ばれます。
- お客さまが卓のQRを読むスマホのカメラで読むと、そのお店のメニューが開きます。
- 写真つきのメニューから注文好きなタイミングで、何度でも追加の注文ができます。
- 注文が厨房に届く卓の番号つきで、厨房の画面やプリンターに届きます。
- スタッフが料理を運ぶ・お会計注文の内容はそのまま伝票に入るので、お会計もそのままできます。
ハンディ・タブレット注文との違い
どれか1つに決める必要はありません。ふだんはQR注文、スマホが苦手なお客さまや常連さんにはスタッフが注文を聞く、という使い分けがよくある形です。そのためには、QR注文とスタッフの注文が同じ伝票にまとまるPOSを選ぶことが大切です。
メリットと気をつけたいこと
QR注文の始め方 7ステップ
- メニューを整理するカテゴリー(ドリンク・一品・揚げ物・〆など)と並び順を決め、料理の写真を用意します。トッピングや量などの選択肢(オプション)も整理します。
- 卓を登録してQRを印刷する卓の番号を登録し、卓ごとのQRを印刷します。汚れに強いラミネートやスタンドに入れるのがおすすめです。
- 厨房の受け方を決める厨房の画面で受けるか、プリンターで印刷するか。料理とドリンクで持ち場を分けるかを決めます。
- 飲み放題・コースを設定する時間・ラストオーダー・対象のドリンクを決めて登録します。
- お会計の方法を決めるレジでのお会計に加えて、カード・交通系IC・QR決済など、使える支払い方法を決めます。
- スタッフ同士でテストするスタッフが客役になって注文し、厨房に正しく届くか、追加注文やお会計まで通しで確かめます。
- お客さまへの案内を用意する卓に「QRを読んで注文してください」の案内を置き、最初の来店時にはスタッフがひとこと説明します。
居酒屋ならではのポイント
- 飲み放題の残り時間とラストオーダー卓ごとに飲み放題の開始時刻と残り時間がわかるようにし、ラストオーダーの声かけをもらさないようにします。
- ドリンクと料理の持ち場を分けるドリンクはドリンク場、料理は厨房に届くようにすると、作るまでの時間が短くなります。
- お通しや席料お通しなど、注文しなくても付くものの扱いを決め、お客さまにわかるようにメニューに書いておきます。
- 大人数の宴会宴会コースの卓では、コースに含まれるものと追加の注文を分けて記録できるようにしておきます。
- 店員の呼び出しおしぼりや取り皿など、注文以外のお願いもスマホから呼び出せると、声をかけられる回数が減ります。
かかる費用
QR注文だけを別のサービスで入れると、レジ・厨房とつなぐ手間や費用が増えることがあります。注文・会計・厨房がひとつになっているPOSを選ぶと、つなぎこみが不要です。POSレジの選び方は飲食店のPOSレジおすすめ5選で比べています。
ポスポスのQR注文
ポスポスは、居酒屋・ラーメン・カフェなどの飲食店のための会計ソフトです。QR注文が、レジ・厨房・給料計算までひとつにつながっています。
料金は月額(税込)で、ライトプラン 11,000円、スタンダードプラン 22,000円(5店舗まで追加料金なし)、個別プラン 55,000円〜。初期費用は0円で、無料で1か月お試しできます。
よくある質問
QR注文を始めるのに、タブレットを卓ごとに買う必要はありますか?
いりません。QR注文はお客さまのスマホで注文してもらうしくみなので、卓に置くのはQRコードを印刷した紙やスタンドだけで始められます。厨房で注文を受けるためのタブレットやプリンターは必要です。
スマホを持っていないお客さまや、操作が苦手なお客さまはどうしますか?
スタッフが注文を聞いて、ハンディやレジから入れられるようにしておきます。QR注文とスタッフの注文を同じ伝票にまとめられるPOSを選ぶと、どちらで注文しても厨房への伝わり方が同じになります。
飲み放題のラストオーダーはどう管理しますか?
飲み放題の開始時刻と時間を卓ごとに記録し、残り時間がわかるようにしておきます。ラストオーダーの時刻をお客さまの画面やスタッフの画面で確認できると、声かけのもれが減ります。
QR注文にするとお客さまとの会話が減りませんか?
注文を取りに行く回数は減りますが、そのぶん料理を運ぶとき、おすすめを伝えるとき、お会計のときに会話の時間を使えます。常連さんにはスタッフが直接注文を聞くなど、使い分けもできます。
ポスポスのQR注文はアプリのダウンロードが必要ですか?
いりません。お客さまは卓のQRを読むだけで、アプリもログインもなしに写真つきメニューから注文できます。注文はそのまま厨房の画面に届き、店員の呼び出しやお会計の目安もスマホで確認できます。
注文も、厨房も、お会計も。ポスポスひとつで。
この記事からのお申し込み特典商品・写真・スタッフの登録代行が無料(通常は別途お見積もり)
月額11,000円〜・初期費用0円。無料で1か月お試しできます。
※ 記事の内容は2026年10月時点のものです。QR注文の機能や費用はサービスによって異なります。

